ダメ会社社長の奮闘日記

30代半ばで大手企業を退職後、独立起業し会社を設立。 その後M&A戦略でどうしようもない外食系の会社を買収し自ら代表取締役に就任。さまざまな妨害と戦いながらダメ会社の立て直しに奮闘。

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申し訳ありません。専務!!

昨日、うちの長老専務に顧客に提出するお客様へのプレゼンテーションのための企画書の作成を指示しました。
一般的には「エクセル」、「ワード」、「パワーポイント」で作ると思いますが、彼は、以前にお話をしたように、パソコンが全く使えません。
と言うよりは、「エクセル」、「ワード」、「パワーポイント」が何であるかをご存知ではないということに社内ではなっています。事実ご存知ではありません。
彼はパソコンが使える部下に任せず、今や彼しか扱えないデータの保存のきかない超年代モノのタイプ式ワープロを職人芸で巧みに操り、A4サイズ1枚の企画書を丸2日間かけて一生懸命に企画書を作ってくれました。

(補足)
超年代モノのタイプ式ワープロとは・・・漢字・ひらがな・カタカナ・英数字・句読点の300文字がB5サイズの文字盤からタイプを当てながら文字を選択して文章を作成していくワープロ。既に現世から消滅したと思わていましたが、うちの会社に1台あります。現在、一般的に使われている当用漢字がそれには無いというのが難点です。一般のヒトには、虫眼鏡がなくては文字が見分けられません。


専務が大きな仕事をやり遂げたかのような満足げな表情で私のところにお客様へのプレゼンテーションには使えない企画書をもってこられました。

専務が苦労されて作られた企画書でしたが、「・・・の開発を計る」という、玉の動きが悪い年代モノのそろばんで計算した「計算方法 2,500×30%=650

間違いだらけの企画書では、流石にお客様には出せないので、嫌がらせのつもりは全くありませんでしたが、修正をお願いしました。保存データを持ち合わせない彼にとっては、修正ではなく、全てやり直しになってしまうことを彼にお願いした後になって気づきました。
やはり彼にとっては大変な苦痛を与えてしまうことにお詫びしたいと思います。

最近社内が忙しく、更新が遅れてしまってもうしわけなく思います。。。

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ついにきれられました。

昨日の午前中に専務さんに頼んでいた仕事の報告のために会談しました。

①新規事業参入にあたり問題点とその解決策の提案と吟味。
②売掛金(ツケ)を払わない取引先に対する対応。
③会社を辞めたがっている有能な社員に対しての説得。

という極めて常識的かつ日常的な業務についての報告でした。
しかし、報告を求めると3つの質問すべてに対してたったひとことの回答が返ってきました。

「わかりません」

小学生のような回答に絶句でした。
何がわからないのか、どこがわからないのか、こっちがわからなくなりました。

どのへんがわからないのですか?という質問に対しても「それは今専務が確認をとっているところです」という回答をなさっておりました。

専務さんは自身のことを「専務」と自称されておられています。
「社長」という地位から落とされた私へのあてつけでしょうか。

「相手を押したり引いたりしています」と意味不明かつ抽象的なお言葉もいただきました。

どうやらこのような意味不明の的外れな台詞を世間では寝言というようです(使用例、『おい、寝言を言うなよ!』)

特に1番問題なのは③の有能な社員が辞めてしまうかもしれないということです。
うちの会社では基本的にほとんどの社員が仕事ができないため、有能な社員(女性)に仕事が集中するというダメ会社特有の現象がおきてしまいます。

もちろんこの現象は専務のせいではなく、こき使っていた私にも責任の一端はあるのですが、最近買収して就任したばかりの私よりも付き合いの長い専務のほうが話もしやすいでしょうし、会社のトップには何かといいにくいこともあるだろうと私→専務→担当部長→主任という形で直属の上司から順に私のところへ報告がくるようにと指示をしておりました。

そして、この伝言ゲームは専務によって切断されていました。

さらに付け加えて専務 「子育てをしているヒト(女性)を使っていると何かと支障が出て困る。使いモノにならない。」

”女性”は”モノ”長老専務の総括です。

現在の日本国厚生労働大臣の発言に等しいものを感じてしまいました。

さらに専務はついに逆上し、「私ぁ棺おけに半分足を突っ込んでいるのだからもう無理です」と謎の理由と無理というすばらしいお言葉を吐き捨てなさってその場から立ち去りました。

ちなみに専務とは、「会社の業務全般の管理を担当し、社長を補佐する役員」というふうに一般的には考えられているようです。

ご参考までに会社における専務の役割について調べたので載せておきます。
取締役(とりしまりやく)は、株式会社のうち取締役会非設置会社における対内的に会社の業務執行を行い、取締役会設置会社における取締役会の構成員です。

(役員の条件)
役員は、法定の要件を備え、かつ役員たる資質を持ち、その職責を全うすることのできる者でなければならない。

①役員の職務について、法的および経営的に正しく理解する力があること
②問題解決能力があること
③全社的観点から物事を判断できること
④統率力があること

(役員の責務)

役員は、会社法の定める義務と責任のもとに、自己の所管する業務を執行し、併せて社員の指導、教育および監督を行わなければならない。

役員は職務の執行にあたり、次に揚げる事項に留意しなければならない。

①役員としての職責を自覚し、責任をもって業務にあたること
②会社の方針に基づき、業務を計画的に処理すること
③自己の担当する業務に限らず、全社的観点から業務を処理し、会社業績の向上、利益の増大に努めること

(専務取締役)
専務取締役は、社長及び副社長を補佐し、社長から委嘱された職務を遂行する。専務取締役は、社長を補佐し、社長から委嘱された職務を遂行する。

というわけであります。

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ここまでやるか、管理部長

今日は朗報です。

うちには仕入、商品の管理を担当する管理部というものがあります。
残念ながらその管理部を管理しなければならないのも事実ですが…。

まぁとにかく管理部というものがありまして、そこの管理部長に原材料の仕入れコストをなんとか削減を検討するように指示しました。

すると管理部長、毎朝3時に起床して自前の竿を持参して近くの海で海の幸を調達し、「材料費がタダですむ」とうれしそうになさっていました。

まさか部長が漁師の真似事をするとは夢にも思わなかったので、この新規の仕入先開拓に意表をつかれました。取引先は「海」です。

たしかにコストは限りなく安くつきますが、残念ながらこれでは部長は毎日風邪の日も釣をしてもらわなければなりませんし、釣れなかったときだけ市場で買いに行くのも余計手間がかかります。

でも彼の独創的な発想と、少しでも会社のためにと午前3時に起床する彼の姿勢には感謝です。

まぁ、その後自分を取引先にして、自分名義の銀行口座に原材料費を振り込むように経理担当者にいっていたこともよしとしましょう。

長老専務、長老総務部長、謎の生命体の社長室長に”天然”管理部長を加えて、うちの会社では
『四天王』と言います。
うちの会社は読者の皆さんも羨ましくなるタレント揃いですが、やっぱりダメ会社です。
これからも真実を語り続けますので、応援よろしくお願いします。

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ダメなバイト

うちにはバイトが何人かいますが、今回取り上げるのは本社勤務の学生さんのバイトです。

正直言って彼の行動はなかなか予測がつきません。
「それは破れすぎだろ」というフトモモが露出するくらい常軌を逸脱して破れたジーンズをはいてきたり、いい加減切れと思うくらい髪を伸ばしたかと思うと突然髪を短く刈り上げ剃りこみ(ライン)を入れたりとなかなか奇想天外です。

仕事はというと、やるときはやっているようなのですが、かなり勉強していると自称する簿記の知識が怪しかったり、細かい注文をすると露骨に嫌そうな顔をしたりとなかなか使いにくいです。

その性格から教官に逆らうので、長く教習所に通っているにも関わらずなかなか自動車の免許が取れないという困ったさんであります。

先日もドリップコーヒーをティーカップに直接入れそのうえにお湯を注いだ不思議な飲み物を来客にだそうとしていました。念のため注釈をつけますがドリップコーヒーは時間をかけ抽出しないと飲めたものではありません。

一方で個人的に投資で利益を得たりしているようでなかなか謎の部分が多いです。
おもしろそうなので今度SEO対策マニア社長室長と個性派対決をして欲しいのですが、バイト君は負けるとわかっているためかなかなか対決しそうにありません。

とりあえず、注目です!

独立・起業部門10位以内です!ありがとうございます!
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長老専務2

前回そのような優秀な長老専務の日常をお伝えしたのですが、なかなかの優秀ぶりを発揮してくださるもう一つの事例があったのでご報告します。

ある日私は横領を働いたダメ社員を首にしました。(これでも結構首にしています)。
そこで私はとりあえず専務に代わりの人材に心当たりがないか相談してみました。(まぁ、そこが間違いと思われる読者の方も多いと思いますが)
すると、専務は「非常にできる人を知っている」と言うのです。
不覚にも私は専務の意外な言葉に喜び、その人と晩飯を食えないかアポをとるよう専務にお願いしたのです。

少しでもその人についての情報を集めようと、私が総務部長に尋ねました。
「専務が●●さんという方を推薦しているのですが、どんな方かご存知ないですか?」

すると次の総務部長の言葉に絶句しました。。。



「社長、その人は去年うちの会社を懲戒解雇になった人ですよ」

さすが、専務。懲戒解雇になった人を再び雇おうと私に推薦するとは、常識の壁を破ってくれました。

さらに総務に事情を聞くと、どうやらその懲戒解雇になった人間を専務が独断で私に内緒でパートとして雇用していたという事実です。

なぜ、そんなに懲戒解雇になった人間を好きになれるのか理解できませんし、仕事に再び関わらせようとする気持ちはもっと理解できません。

出張費の清算書の合計金額欄をあえて空欄にし、社長の私に「お前が計算しろ」と言わんばかりに私の机にぶんなげて私より早く5時きっかりに帰りその懲戒解雇者と一緒に温泉に向かわれるお姿を見て、この会社がなぜ傾いているか、その理由を改めて噛み締めました。

バーマスターさんから、コメント欄に「同じベクトルを持つことが大事」というアドバイスをいただきました。
大手企業の経理で叩かれて社会人として過ごした私と専務はなかなか同じベクトルを持つことが、難しいかもしれませんが、なんとか少しでもそんな彼たちと打ち解けたいと思う今日この頃であります。

ブログを始めて1週間の当サイトに多くのコメントありがとうございます!これからもよろしくお願いします!
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流石乱

Author:流石乱
ダメ会社社長の流石乱です。本文を読んでいただくとわかりますが、自分で「ダメ会社」を断言できるほどダメ会社です。ダメ会社を少しでもよくしようと奮闘する日記をとくとごらんあれ!

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